海外FXの大きな魅力の一つは、ハイレバレッジが可能なことです。
海外FXではレバレッジ規制が導入されていないことからレバレッジ最大400倍~500倍が標準であり、海外FX業者によってはレバレッジ最大888倍や1000倍といったハイレバレッジも可能です。
ここでは各海外FX業者の最大レバレッジ、証拠金維持率(ロスカット水準)と設定できるレバレッジ倍率、そしてゼロカットの有無をベースにしたランキングを紹介いたします。
目次
海外FX レバレッジ比較ランキング
ランキング | 海外FX業者 | 最大レバレッジ | 倍率設定 | ロスカット率 (証拠金維持率) |
1位 | XM (エックスエム) |
888倍 |
800、500、400、200、300、400、100、50、25、20、15、5、 |
20% |
2位 | HotForex (ホットフォレックス) |
1000倍 | 変更不可※ |
20% |
3位 | LAND-FX (ランドFX) |
500倍 | 500、200、100、50、1 | 20% |
4位 | FxPro (Fxプロ) |
500倍 | 500、400、200、100、75、50、20、10、5、2、1 | 20% |
5位 | TitanFX (タイタンFX) |
500倍 | 500、400、300、200、100、50、25、1 | 30% |
6位 | AXIORY (アキシオリー) |
400倍 | 400、300、200 100、50、25、 10、1 |
20% |
※HotForexでのレバレッジの倍率設定:異なる倍率の設定を行いたい場合は、新規口座開設の上設定する必要があります。
レバレッジ最大はHotForexが最も高い1000倍ですが、XMのレバレッジも888倍と高く、一つの取引口座内で設定できるレバレッジの倍率数が最も多いのもXMなのでランキング1位としています。
少ない証拠金で大きな利益が狙えるハイレバレッジ
海外FXのハイレバレッジでは少額資金でも大きな取引が行えるので大きな利益が狙えます。
たとえば、ドル/円100円時に10万円の資金でトレードを行う場合、利益は以下の通りとなります。
【海外FX レバレッジ 400倍の場合】
取引金額: 4,000万円(証拠金10万円 X 400)
必要証拠金: 10万円
取引ロット数: 4ロット(40万通貨)
ドル円1円上昇時の利益: 40万円(1円上昇X40万通貨)
【国内FX レバレッジ最大25倍の場合】
取引金額: 250万円(証拠金10万円 X 25)
必要証拠金: 10万円
取引ロット数: 0.25ロット(25,000通貨)
ドル円1円上昇時の利益: 25,000円(1円上昇X25,000通貨)
このように国内FXよりも少額資金で大きな利益が狙えるメリットがあります。
海外FXのハイレバレッジ取引は高い倍率ばかりではない
海外FXのハイレバレッジというと高い倍率だけで行うものだと勘違いしている人が時々います。
高いレバレッジ倍率の設定ばかりではなく、上記表の倍率設定のとおり1倍、5倍、10倍、15倍、25倍やミドルレバレッジでのトレードも可能であり、実は、レバレッジの倍率設定できる数が多い方が望ましいです、その理由は以下の通りです。
海外FXではレバレッジの倍率設定の数が多い方が望ましい
海外FXのハイレバレッジはロスカットのリスクが高くなるの危険である、という話を聞いたことがあると思います。確かに相場や口座の資金残高の状況などに関わりなくレバレッジ500倍ばかりでトレードしていたらリスクは付きまといますが、海外FXでは上記の通りかなり細かくレバレッジ倍率を設定できるので一概に海外FXはハイレバレッジだから危険だと考えるのは正しくありません。
国内FXのレバレッジ最大25倍以下のレバレッジの設定も可能ですし、国内FXでは不可能なハイレバレッジも可能な海外FXは、相場の状況などに柔軟に対応できるメリットがあるのです。
ハイレバレッジでは証拠金維持率(ロスカット水準)が低い方が良い
ハイレバレッジではロスカットが早まりやすいので、なるべく証拠金維持率(ロスカット水準)が低い海外FX口座を選ぶようにしましょう。上記のように多くの海外FX口座では20%が標準です。
国内FXのロスカット水準は100%~50%が多く、国内FXと同じようにレバレッジ25倍でトレードする場合でも海外FX口座の方がロスカットしずらく余裕をもったトレードができるメリットがあります。
海外FXのゼロカットは「転ばぬ先の杖」
FXでは思わぬ相場の急変が起こったり、すべり(スリッページ)が発生したりロスカットが間に合わなかったりして証拠金以上の損失が発生することがあります。
証拠金以上の損失は「追証」としてFX業者に支払わなけれあなりませんが、海外FXではゼロカットが導入されているので「追証」は発生しません。
そのため、ゼロカットは別名「追証ゼロサービス」と呼ばれることもあります。
ゼロカットはよくロスカットと対比されます。
ゼロカットが導入されているとそのポジションにおける最大損失は証拠金に限定することが可能です。しかし、ロスカットしかない国内FXでは、追証負担が生じるため、通常の相場において積み上げてきた利益を食いつぶしてしまうリスクがあります。
追証の負担がない分、国内FXよりも利益を減らすことなく、スムーズに利益を増やしやすいメリットがあります。
【まとめ】
- 海外FXのレバレッジ最大は400倍~500倍が標準
- 海外FX業者 HotForexとXMは超ハイレバレッジ、1000倍と888倍
- 少ない証拠金で大きな取引が行えるハイレバレッジは資金効率(投資効率)が高い
- 海外FXでは高いレバレッジ倍率だけでなく低い倍率でも設定可能、相場状況に柔軟に対応できる
- ロスカットに加えゼロカットが転ばぬ先の杖となり、万が一の場合でも追証は発生しない