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くりっく株365のメリットとは
「くりっく株365」とは「東京金融取引所」による株価指数証拠金取引であり、日経平均株価をはじめ国外の株価指数を少額で取引することができます。昼夜を問わずほぼ24時間取引することが可能で、配当金を受け取ることができるなどのメリットがあります。
「くりっく365」には主に以下のメリットがあります。
- 「買い」だけでなく、「売り」からでも取引できる
- ほぼ24時間・祝日も取引できる
- レバレッジ取引できる
- NYダウなど海外の株価指数も取引できる
- 配当が付いてくる
- 決済期限がない
といったメリットを押さえておきましょう。
「買い」だけでなく、「売り」からでも取引できる
「買い」と「売り」の両方から取引できるということは、株価指数の上昇局面でも下降局面でも利益を狙うことができます。値上がりを予想した「買い」だけでなく、値下がりを予想した「売り」からも取引が可能なことは「くりっく株365」の大きなメリットです。
ほぼ24時間・祝日も取引できる
「くりっく株365」では日経225、NYダウ、DAX、FTSE100を取引できるのでほぼ24時間取引することができます。
日経225ではほぼ24時間取引が可能
「くりっく株365」での「日経225証拠金取引」では午前8時半から翌朝6時(サマータイムは同5時)までほぼ24時間取引ができるため以下のメリットがあります。
- 儲けるチャンスが国内の現物株式よりも豊富
- 「決済したいのに決済できない」というリスクを大幅に回避できる
- 帰宅後にデイトレードもできる
- 国内の祝日でも海外市場がオープンしているのでトレードが可能
また、国内の現物株式の場合は午前9時~午後3時までのため、海外市場での急変等に伴い保有しているポジションが翌朝から大きく悪化してスタートしてしまうリスクを大幅に軽減させることができます。
レバレッジ取引ができる
くりっく株365ではレバレッジ取引ができることから資金効率の高い取引を行うことができるメリットがあります。
レバレッジとは「テコ」のことであり、テコのように少ない力で重いものを持ち上げれるように「少額の証拠金でも大きく取引ができる」ものです。
預け入れた「証拠金」の額に対する取引金額の倍率のことを「レバレッジ」と呼んでおり、例えば、レバレッジ20倍ならば。5万円の証拠金で100万円の取引が可能となります。
くりっく株365では投資の原資として「証拠金」を取扱業者に預けて証拠金を担保にしてより大きな取引を行うことができます。通常、「証拠金」の数倍~数十倍の取引金額で運用することができます。
少ない資金で大きな取引ができる=「資金効率が高い=投資効率が高い」というメリットがあります。
少ない元手の証拠金で大きな取引金額を運用できるということは、株価指数が予想とおりに動けば大きな利益をもたらしますが、思惑と反対に相場が動いてしまうとロスカットしやすくなるリスクがあり、大きな損失につながる可能性があります。
NYダウなど海外の株価指数も取引できる
くりっく株365で取引できる株価指数は、日経225だけでなく海外の株価指数も対象とした取引が可能です。
くりっく株365で取引できる株価指数は以下の4指数となっています。
- 日本の日経225
- 米国のNYダウ
- ドイツのDAX
- イギリスのFTSE100
海外の株価指数も取引できることからほぼ24時間いつでも取引できるメリットがあります。
円価格で取引可能
海外の投資商品で取引する場合、通常は原資となる日本円を外貨に交換してから出ないと取引できませんが、くりっく株365では海外の株価指数を「円貨で取引」することが可能であり、為替リスクと為替手数料を回避することができるメリットがあります。
配当と金利を受け取れる
配当金相当額が貰える
現物株式では権利確定日に株式を保有していれば配当金を受け取れますが、くりっく株365でも同様に「配当金相当額」を受け取れるメリットがあります。。
「買いポジション」を保有している株価指数銘柄で配当が付く場合「配当金相当額」を受け取ることができます。売りポジションを保有している場合は逆に配当金相当額を支払うことになります。
売りポジションでは金利が貰える
くりっく株365では金利相当額の受け取りも可能です。
「売りポジション」を保有している場合は金利相当額を受け取ることができるメリットがあります。
「買いポジション」を保有していれば金利相当額を支払うことになります。
決済期限がない
一般に取引所に上場している先物取引には「限月」という決済期限が設けられており、期限を迎えると損失が発生していても自動的に決済されてしまいます。
くりっく株365では先物取引のように取引の決済期限がなく、「いつまでに決済しなければいけない」というプレッシャーを感じることなくじっくりと保有しながら利幅を追い求めることができるメリットがあります。
長期保有で「配当相当額」を継続して受け取れる
また、くりっく株365では差金決済部分の利益だけでなく、長期保有できることから配当落ちのたびに配当相当額を受け取れるというメリットがあります。この場合も、買いポジションでは金利相当額を支払わなければなりません。