目次
日経平均(225)先物取引のデメリットとは
- 過剰レバレッジによる損失リスク
- 取引期限があり長期投資には向いていない
- 元本や利益が保証されない
- 配当金はない
日経平均(225)先物は過剰レバレッジによる損失リスクがある
メリットでも挙げたレバレッジ効果は、少額で大きな取引が可能ですが、その反面損失も大きくなる可能性があります。
レバレッジは諸刃の剣とも言われており、自身の証拠金(資産)に見合ったレバレッジを賭けることが大切です。
日経平均(225)先物は取引期限があり長期投資には向かない
日経平均(225)先物取引は、「先物取引」に分類されるため取引の期限が決まっています。
これは、株式取引との違いでも挙げた「限月(げんげつ)」と呼ばれるもので、取引開始から決められた期間内で決済をしないといけないため、長期の保有ができません。
厳密には、3月・6月・9月・12月という区切りで取引期限が定められているので、例えば5月に取引を始めたら6月が限月になるため、決済までの判断期間が1ヶ月ほどしかないと言う事になります。
日経平均(225)先物は元本や利益が保証されない
日経平均(225)先物の価格は日経平均株価の変動によって値動きする取引のため、証拠金(元本)を割り込むこともあり、元本や利益に対しての保証はありません。
そのため、上記のハイレバレッジによるリスクなどをよく考えながら取引することが大切です。
日経平均(225)先物は配当金がない
日経平均(225)先物は株式取引(現物)と違い個別の企業に対して投資するものではないので配当はありません。
正確には、日経平均(225)先物や日経225miniなどの先物取引には、「配当」と「金利」があらかじめ取引価格に含まれているのです。