目次
ウォレット作成場所
ビットコインを保管する役目のウォレットですが、作成場所は3つに分けることが出来ます。
PC、スマートフォン、インターネットの3通りです。
それぞれにどのような特徴があるのでしょうか?
どこに作ることでメリットが大きくなるのか、また、デメリットどうなるのかを押さえていきましょう。
PC上にウォレットを作る
株式取引やインターネットバンキングをPCで利用している方は、ビットコインウォレットをPC上に作成するとわかりやすいかもしれません。
PC上のウォレットのメリット
まず、PC上にウォレットを作る場合は、ビットコインウォレットのソフトウェアをインストールすることで作成できます。
このソフトウェアには採掘(マイニング)を行えるものとそうでないものがあります。
採掘をしたい場合にはPC上を選ぶ必要があり、また、そこまで必要がなければ簡易版を選べることが一つのメリットです。
また、PCウォレットを選ぶことで安全面も高めることができるのもメリットの一つです。
PCの電源を切っている状態であればハッキング等の心配はありませんので、インターネット上でのウォレットよりも安全性が高いと言えるでしょう。
まとめ
PC上のメリットその①:採掘できるウォレットとそうでないものを選べる
PC上のメリットその②:インターネットウォレットよりも安全面が優れている
PC上のウォレットのデメリット
一方、PC上のウォレットのデメリットとして挙げられるのは、まず持ち運びしづらいという点です。
ノートパソコンであれば持ち運びできますがスマートフォンの便利さにはかないません。
次に、PCの故障によりビットコインを取り出せなくなる可能性があります。
HDDが無事であればウォレットも大丈夫ですが、PCの取り扱いには注意しなければなりません。
最後に、ウィルス感染してしまうと、ウォレット内のビットコインを紛失してしまう可能性もありますので、セキュリティ面を気を付ける必要があります。
まとめ
PC上のデメリットその①:利便性に劣る
PC上のデメリットその②:HDDの故障でウォレットの使用不可の恐れ
PC上のデメリットその③:ウィルス感染によるビットコイン紛失リスク
スマートフォンにウォレットを作る
スマートフォンにウォレットを作る場合もソフトウェアをインストールすることで作成可能です。
また、スマートフォンはその利便性の高さが最大の特徴ですので、ウォレットもそれに付随して便利なものになります。
スマートフォン上のウォレットのメリット
まず、スマートフォンのウォレットのメリットは利便性の高さです。
出先での買い物の支払いにも使えますし、いつでも送金もできます。
また、PCウォレットと同様に、電源を切っている状態はインターネットとも繋がっていないので、安全性を保つことができます。
まとめ
スマホ上のメリットその①:場所・時間に拘束されずにビットコインの送金・支払いができる
スマホ上のメリットその②:インターネットウォレットよりも安全性が高い
スマートフォン上のウォレットのデメリット
スマートフォンウォレットのデメリットは次のようになります。
まず、採掘は行えませんので、簡易版ウォレットのみ使用可能となります。
採掘には大きな容量を使用するソフトウェアが必要になりますので、スマートフォンではまず不可能です。
次に、スマホ自体を紛失してしまう恐れがあります。
その利便性の高さから、日々持ちあることも多く、その分紛失リスクは高くなります。
また、PC同様、ウォレットがあるスマートフォンが故障・ウィルス感染してしまうと、使用不可・紛失してしまう恐れはあります。
まとめ
スマホ上のデメリットその①:採掘はできない
スマホ上のデメリットその②:スマホの紛失リスク
スマホ上のデメリットその③:PC同様、故障・ウィルス感染リスク
インターネットにウォレットを作る
インターネット上のウォレットを作る場所はいくつかありますが、ビットコイン販売所といった、ビットコイン業者のサービスを使ってウォレットを作るようにしましょう。
クラウドサービスといった、オンライン上の保管場所では、攻撃を受けやすいのでビットコインを失う可能性が高くなってしまいます。
信頼できるビットコイン業者のサービスでウォレットを作ることでハッキング等のリスクから逃れられる可能性が高まります。
今回はこちらの場合でウォレットを作った際のメリット・デメリットはどうかを見ていきましょう。
インターネット上のウォレットのメリット
インターネットのウォレットでの一番のメリットはなんといっても、トレード機能をはじめとした、様々なサービスを受けられることです。
ほかの2つにはないので、トレードをしたい方は迷うことなくインターネット上でウォレットを作ることを選ぶことになります。
また、オンライン環境さえあれば場所を選ぶことなく使うことが出来るのも大きなメリットになります。
いつでもどこでも接続でき、支払いや送金・トレードが行えます。
どの端末からでも接続できるのもインターネットウォレットのメリットです。
ただし、他人が使うPCで接続したときにはパスワードを記憶させないなど、パスワード管理には気を付ける必要があります。
メリットのまとめ
ネット上のメリットその①:ビットコイントレードができる
ネット上のメリットその②:オンライン環境であればどこでも接続可能
ネット上のメリットその③:端末に関係なく接続可能
インターネット所のウォレットのデメリット
多くの恩恵を得られるインターネットウォレットですが、デメリットもありますのでよく理解しておく必要があります。
ウォレットの管理をビットコイン業者に任せることになるので、不正行為が働かれてしまう危険はあります。
そのため、信頼できる業者選びが大切となります。
また、業者のサイトがサーバーダウンなどにより接続不可となった場合、ビットコインの操作ができなくなります。
この場合ですと、他業者でもウォレットを持っているとリスク回避ができます。
サイトがハッキングされる可能性があることもデメリットになります。
サーバー攻撃にも強い業者を選ぶことはもちろん、最近では顧客から預かっているビットコインをオフライン環境で保管する、コールドストレージで管理する業者もあります。
これであれば安全性は高くなりますので、業者選びの際は注目したいです。
また、攻撃を受けたとしても回復手段を持っている業者であれば安心してビットコインの利用ができます。
デメリットのまとめ
ネット上のデメリットその①:業者に不正行為を働かれる場合がある
ネット上のデメリットその②:サーバーがダウンしていると利用ができない
ネット上のデメリットその③:外部からの攻撃でビットコインを失う恐れがある
ウォレット作成場所の選び方
いかがでしたでしょうか。
以上のことを踏まえて、ウォレットを作成する場所を選ぶことが重要になります。
まずはビットコインをどのように使いたいかを明確にすると選びやすいでしょう。
ビットコインを長期的に保管したい場合はPC上に作ることが良いでしょうし、ビットコイントレードをしたいならインターネット上の業者を使ってウォレットを作るのがベストでしょう。
少額だけどとりあえずビットコインを始めてみたいということでしたら、インターネットウォレットを作ることをおすすめします。
利便性も高く、様々なサービスを受けることが出来るからです。
その際は、信頼できる業者なのか、安心して利用できるかどうかを充分に検討してビットコイン業者を選びましょう。